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崖から住宅を守る方法~現代の宅地擁壁工事~

家を建てるためには、まず宅地を整備しなければなりません。
台地や丘陵地、山地では、平坦な土地を確保するために
地盤を切り取って整地するため、昔から「擁壁」が無数に造成されてきました。

古いものは、石を積んだだけのものもありますが
近年では、コンクリートブロックを積んだり
重力式コンクリートや、コンクリート擁壁で崖から守るようになっています。

土地の安定性は、擁壁の種類によって異なります。
擁壁が高くなる場合には、コンクリートで強い構造とする必要も出てきます。
さて、「擁壁の安定性」はどのようにして分かるのでしょうか?
それは、次の3つの基準によって判断されます。

1、滑動(滑る動き)に対する安定性
2、転倒に対する安定性
3、地盤が擁壁を支え得る強度

この3点に変化が起きると、擁壁に近い建物が傾斜したり、変形させられてしまいます。
なお、高い鉄筋コンクリート擁壁では、擁壁自体に生じる応力(※)も検討する必要があります。

※応力・・・外部から力を受けた部材内部か発生させる内部の力のこと。

滑動に対して不安定と判定された場合には
底版の下に突起を設けて滑りにくくしたり
底板の面積を広げる工夫で、安全性を増すことも可能です。

また、地盤の支持力が不足する場合には、地盤を改良すると
安全性はより増します。

造成工事は新規で建物を建設する時に欠かせない重要な工事です。
切土・盛土・整地などを行い、その土地のビルや住宅が傾向かないために
丈夫な土台を作る工事になります。

千葉県船橋市にある「株式会社エージェンシー」では
真面目な職人が、丁寧な施工につとめ
これまで多くの建築物に携わり、実績と信頼を積み重ねることができました。
これからもお客様のニーズにお応えできるパートナーとして尽力してまいります。







2021.07.20